HIROSHI AOKI

Cuba

Cuba

Cuba

Anyway, Cuba is noisy.
And the color, smells the emotions overflow vividly.
There is the scenery I see suddenly when I walk in the hustle and bustle of Cuba.
It is not “to see it”. It jumps into eyelids like flashback.
Although the moment, the rotation are noisy there is neither the sound nor the color in the finder.
Good old Cuban original scenery appears here.
“Please take me pic”.
At the moment, I do not need any tricks. I only push the shutter.
I only push the shutter carefully.

Cuba is going to change at great speed now.
People expecting it, and having hope in the future to come over from now on.
I do not intend to deny it.
But the world is selfish.
There are the people wishing that stay as good old Cuba.
But it is a stranger like me to say a selfish thing.
We used to the convenient country, and have been influenced by something.
We believe that here is Shangri-la, and we come over for something.
In spite of we know that the world does not have Shangri-la.
The world is created by stranger to it into own conveniently.
Anywhere of the world does not have Shangri-la.
Surely Cuba will change at great speed from now on.
I intend to entrust whether it is good to the history.

Anyway, both the Caribbean sky and the sea are blue forever.




キューバ

とにかくキューバは騒がしい。
そして華やかに感情も色彩も匂いも溢れている。
そんな喧噪の街の中を歩いていると突然見えてくる景色がある。
それはまるで見えるというより、フラッシュバックのように瞼の裏に飛び込んでくる感覚。
その瞬間、周りは相変わらず騒がしいけどファインダーの中では音も色もなくなる。
古き良きキューバの原風景が現れる。
カメラをぶら下げて歩く。
きっとそんな一瞬を探して、いや、そんなにアクティブではない。きっと待ち望みながら。
「私を撮って」と向こうからやってくる。
その瞬間、何も小細工はいらない。
ただシャッターを押すだけ。
ただ静かにシャッターを押すことだけ。

現在、キューバは凄いスピードで変ろうとしている。
人々がそれを望み、これからやってくる将来に希望を抱いていることも感じられた。
それを否定するつもりもない。
だけど人は勝手だからいろんなことを言う。
古き良きキューバを残すべきだと願う人もいる。
そんなことを論じたり願ったりするのはいつだって僕のようなよそ者。
便利な国に慣れ、何かに支配されてしまった僕らは、ここがまるで桃源郷かのように何かを求めてやってくる。
この世に桃源郷なんてないのに。
よそ者が自身に都合のいいように創り上げてしまった景色なだけ。
この世に桃源郷なんてない。
キューバは変るんだ。きっとこれからもっともっと凄いスピードで。
それが良いか悪いかは歴史に委ねてみようと思う。

そんなことどうでもよくなるくらいカリブの島の空も海もどこまでも青かった。