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East Timor
2005
「日出ずる国。ロロサエの国」
東ティモールという国は、小スンダ列島にあるティモール島の東半分とアタウロ島、ジャコ島、そしてインドネシア領、飛地にあるオエクシで成る。それ以外の周りの島々はインドネシア領である。
2002年5月 ポルトガルの植民地、インドネシアの占領から解放された。
21世紀最初の独立国となった。
これまでに、インドネシア占領下で命を失った東ティモール人は約20万人に上ると言われている。そして独立して新たに、インドネシアとの軋轢、治安回復、若者の失業率、貧困問題など様々な問題が表面化した。
生まれたてのこの国を象徴するように、何処に行ってもたくさんの子供たちに出会う。国民の平均年齢が16歳と聞いてなるほどと納得できる。この子たちが大きくなる頃には、この山積みとなった問題が解決され、笑顔で暮らしていけるように。
今、僕には何が出来るのだろう。